医療

病気のことを詳しく知ろう

ウーマン

正しい知識を持つ

倦怠感や意欲の低下などが現れるうつ病は、人によって症状が異なったり、同じ症状でも度合いが違ったりするという特徴を持っています。また、1日や1週間という短期間で完治することはありませんが、場合によっては半月〜1ヶ月ほどで寛解(症状がかるくなる状態)に至ることもあるのです。このようにうつ病にはいくつかの特徴があります、ここではその症状にクローズアップして紹介していきます。まず代表的な症状として挙げられるのは抑うつ的な気分です。いままでは平気だったことや、受け流すことができた軽口を聞いてもどっと落ち込んでしまったり、悲しくなってしまったりするという状態です。落ち込むことでネガティブな発言が増えてしまったり、逆に些細なことでも怒って反論してしまったりするというケースも見られます。こうした精神面での変化が肉体に影響をおよぼすこともあり、例としては食欲の低下や睡眠不足、睡眠時間が急激に増えるといったこともあるのです。これと似た症状として不安感や焦燥感も挙げられます。急に将来に対して悲観的になってしまう、今まではできていた仕事や勉強が手につかずミスを連発してしまい、より一層気持ちを落ち込ませてしまう原因になることもあります。貧乏ゆすりをしたり、やたらと周囲を気にするように見回したりするなど、行動にも変化を及ぼすことがあり、ちょっと様子が変だと感じ取る人もいるでしょう。今度は意外に知られていない特徴のひとつ思考力の低下について説明します。心の病気と思われがちなうつ病ですが、実際には脳から分泌される成分量の変異によって引き起こされる病気です。そのため、考える力や記憶力が低下することもあり、今までと同じように勉強をしているのに成績が下がってしまう、仕事内容が変わっていないのにミスが続いてしまうといった自体を招くこともあります。ほかにも飲食店で自分が食べるメニューをなかなか決められない、意見を聞かれても答えられないなど、決断力が鈍るのもうつ病の代表的な症状の一つです。うつ病というと、精神面での変化に注目されがちですが、肉体的にも様々な変化が及びます。先程説明したような睡眠不足・食欲低下以外に、動機や口が乾くように感じる、腹痛やめまいなどもうつ病ではよくある症状といえるでしょう。一見関係ないようなこれらの症状が現れる理由のひとつとして自律神経の乱れが挙げられます。なかなか眠れないため睡眠時間が不規則になる、食事の時間がバラバラになったり、炭水化物だけに偏ってしまったりすると自律神経の働きが乱れ、体に様々な影響をおよぼすことがあるのです。このように、うつ病と一言で言ってもその症状はまちまちで、人によって度合いも異なれば、痛みを感じる場所も異なります。自己判断をするのではなく、医師や専門機関を頼り、正しい対処法を知ることが治療に向けて何より重要なポイントと言えるでしょう。どんなに気をつけていても、病気になる時はなってしまうものです。心療内科やメンタルクリニックに通って、ゆっくり心と体を休めながら治療し、寛解・完治を目指すことをオススメします。