医療

身近な精神病

男の人

治療方法と接し方

身近な人や家族に、うつ病を発症してしまいそうな人はいないでしょうか。ストレス過多と言われている現代、精神病を発症してしまう人は増えてきていると言われています。気付かないところで、周りの人が発症してしまっているということも少なくないため、日ごろから注意しておくことが大切です。さて、うつ病であるかどうかを見極めるためには、その人に現れる症状に注目することです。この病は普通の病気と違い、見た目の外傷などはありません。しかしよく現れる症状が、気分の低下です。やる気が起きない、楽しいや嬉しいなどの感情が湧かない、などの症状は、初期症状の典型です。飲み会やデートなど楽しい場所にいても笑わない、楽しそうにしない、落ち込む、などの態度が見られる場合、発症の可能性が高いと言えます。この初期症状が出たあたりから、自分、または周りがうつであると気付く場合が多いのです。この気分の低下が長期間にわたって続いた場合、病気であることを疑ってみましょう。さらに良くみられる症状としては、眠れない、眠りが浅いなどの睡眠障害や、頭痛やめまいなどの症状、食欲がわかない、または食べ過ぎてしまうなどの摂食障害です。摂食障害は、特に若い患者に現れやすい症状です。これらも、うつ病による症状の典型です。心あたりがある場合には、注意するようにしましょう。うつ病は、自分で病気だと判断することがとても難しい病気です。ただ何となく気分が悪いだけ、という場合もありますが、深刻なうつの状態に入っていることも考えられます。少しでも疑わしい場合には、早めに病院へ行ってみましょう。うつ病の治療は、早めに始めるということが何よりも大切だからです。病気だと気付かずに放っておいてしまうと症状は深刻化し、更なる負の連鎖を引き起こしてしまいます。どんどん自分を追い込み、最終的に自ら命を絶ってしまうという人も少なからずいるのです。また、何でも自分で抱え込むタイプの人、まじめな人ほどうつ病になりやすいと言われています。そのため、一度発症してしまうと自分が悪い、と責め、いつまでも治らないと、自分の心が弱いからだ、とさらに自分を責めてしまうようになります。また、周りに迷惑をかけている、という罪悪感も芽生え、どんどん気持ちがコントロールできなくなってしまいます。そうなると、病気はさらに悪化していくことになってしまいます。うつ病の治療は、心を上手にコントロールさせていくことが重要になります。自分が病気であることをしっかりと認め、治らないからといって自分を責めたりせずにゆったりと過ごすことが重要です。また、身近な人が発症してしまった場合にも、決して焦らせるようなことを言ってはいけません。頑張れという励ましや、早く良くなってね、という励ましは逆効果になってしまう場合があります。頑張らなきゃ、早く治さなきゃ、という気持ちが芽生え、治療がうまく進まなくなってしまいます。抗うつ剤などを使用しながら医師の指導のもときちんと心をコントロールし、少しずつ回復をはかっていきましょう。早期治療で、心をケアし健康に過ごしましょう。